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TVアニメの世界
@ 創生期のTVアニメ(昭和37年〜40年)
ヒーロー アニメ・ヒーローのイメージ 見参!!

日本が世界に誇る映像芸術“アニメーション”。一連のスタジオ・ジブリ作品を語るまでもなく、そのレベルの高さは誰もが認めるところ。そこで、テレビ創生期からの「テレビアニメの歴史」を、年表形式で振返ってみましょう。さて、貴方の熱中した作品は、いくつ見つかるでしょうか?

まず第1回目は、国産アニメのテレビ放送が本格的に始まった昭和37年〜昭和40年までの作品を取り上げてみましょう。



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TVアニメ年表(昭和37年〜40年)
放送年月 作品名 制作会社
昭和37年6月 まんがカレンダー おとぎプロ ※1
昭和38年1月 鉄腕アトム 虫プロ ※2
10月 鉄人28号 TCJ
11月 エイトマン TCJ
11月 狼少年ケン 東映動画 ※3
昭和39年1月 0戦ハヤト(ゼロせん) ピープロ
6月 少年忍者 風のフジ丸 東映動画
8月 ビッグX 東京ムービー
昭和40年1月 新宝島(特別番組) 虫プロ
1月 スーパージェッター TCJ
2月 宇宙パトロールホッパ 東映動画
5月 宇宙少年ソラン TCJ
5月 宇宙エース タツノコプロ
5月 怪盗プライド テレビ動画
6月 W3(ワンダー・スリー) 虫プロ
6月 遊星少年パピィ TCJ
8月 オベケのQ太郎 東京ムービー
10月 ジャングル大帝 ※4 虫プロ
11月 ハッスルパンチ 東映動画
12月 戦え! オスパー 日放映


※1 「フクちゃん」で知られる横山隆一が昭和30年に興したプロダクション。家庭的ムードを漂わす作品が多い。代表作「ふくすけ」「ひょうたんすずめ」「おとぎの世界旅行」など。

※2 虫プロの第1作は昭和37年の映画「ある街角の物語」。TVでのアニメ番組のレギュラー放映としては、この「鉄腕アトム」が国産TVアニメ第1号といってよいだろう。たちまち人気が沸騰し、平均視聴率30%以上を叩き出した。虫プロのスタッフは当時、12名しかおらず、かなり厳しいスケジュールを強いられたが、その後も次々とヒット作を生み出した。「鉄腕アトム」の一本当たりのの直接制作費は、当初50万円〜75万円で引受けたとされるが、実際のところは持ち出し仕事となり、当時のお金で約270万円前後もかかったともいわれている。ほかの制作プロダクションが150万円程度の制作費だったというから、やはり全体的なレベルが高かったのもうなずける(ちなみに、当時の30分実写ドラマの制作費は、50万円強が精一杯だったという)。その後のキャラクターグッズの売上げが物凄く、充分に商売になったらしい。

※3 東映動画は、長編アニメ映画では、当時から「白蛇伝」等で評価は高かった。後年スタジオ・ジブリを旗揚げし、数々の名作を世に送り出す宮崎駿が、鉄腕アトムの始まった昭和38年に東映動画に入社した。後に、東京ムービー傘下のAプロ、そしてズイヨー映像(現・日本アニメーション)を経て、「スタジオジブリ」を高畑勲らと創設する事になる。以降の活躍ぶりはご存知の通り。
 この「狼少年ケン」は、もちろんモノクロ作品だが、なんと黒色・白色のほか、濃度の異なる灰色の計7色だけの“彩色”で作られていたというから、驚きだ。

※4 この「ジャングル大帝」が、国内初のカラーTVアニメといわれている。番組スポンサーの“三菱電機”が、カラーテレビの普及に熱心だった事が大きく影響しているという。後年ヒットした、ディズニー・アニメ「ライオンキング」は、この作品をパクったともいわれている事からも分かる通り、その完成度の高さは絶品の一言。店主・Nも小学生当時に観た一人だが、その衝撃度は実に大きかった。


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