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TVアニメの世界
D 爛熟期のTVアニメ(昭和50年〜51年)
ヒーロー アニメ・ヒーローのイメージ 見参!!

久々に更新する「TVアニメの世界」第5回目は、昭和50年〜51年までに放映された【TVアニメ】作品をご紹介させていただく事にしましょう。

既に、モノクロから「カラーテレビ」が常識(カラー契約数2000万台突破)となり、カラー放送の“魅力”を存分に活かした作品が目立ってきました。この頃から、急激にアニメ番組が増えてきましたが、いわゆる「ロポット物」などポツポツと“名作”と呼ばれるに相応しいアニメもあるものの、かつての人気アニメをパクったような粗製濫造的作品も増え、けっして“粒”が揃っているとは言いがたいかもしれません。

また、この頃になると、コミック誌を大人が電車の中で読んでいる光景が当たり前になってきたのと同様、かつては小・中学生のモノと思われていたアニメーションが、高校生〜大学生あたりにまで大きな話題を提供し始めています。



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代表的なアニメ・スタジオ

人材の確保や放映先であるテレビ局の関係などで、やはりアニメ・スタジオは、東京エリアに集中している。
ここ最近では、東京都杉並区上井草エリア(西武新宿線・上井草の駅舎前には、機動戦士ガンダムのブロンズ像が設置してあり、列車の発車ベルは、ガンダムの主題歌をアレンジしたものが使われている事でも有名になりましたね)が有名にもなりました。それでも、どういう訳か「JR中央線」沿線(高円寺〜国分寺駅あたり)に集中している事が多いようです。
私が住むエリアにも、けっこうアニメ・スタジオを見かける事が多く、昔とと違い、アニメ作品もパソコン・データでやり取りする事も増え、何も都心にスタジオを構える必要性がなくなった事は大きいと思われます。それよりも、やはり静かな環境が求められているのかもしれませんね…。

スタジオ ジブリ(東京・小金井市) シンエイ動画(東京・西東京市)
スタジオ ジブリ(東京・小金井市)
代表作:となりのトトロ、もののけ姫、千と千尋の神隠し、ゲト戦記…など
シンエイ動画(東京・西東京市)新社屋
代表作:ドラえもん、怪物くん、クレヨンしんちゃん…など
タツノコプロ(東京・国分寺市) ガイナックス(東京・武蔵野市)
タツノコプロ(東京・国分寺市)
代表作:宇宙エース、ハクション大魔王、科学忍者隊ガッチャマン…など
ガイナックス(東京・武蔵野市)
代表作:新世紀エヴァンゲリオン、トップをねらえ2…など


TVアニメ年表(昭和50年〜51年)
放送年月 作品名 制作会社
昭和50年1月 ものしり館 毎日放送
1月 フランダースの犬  ※1 日本アニメ
1月 まんが日本昔ばなし ※2 グループタック
4月 みつばちマーヤの冒険 日本アニメ
4月 勇者ライディーン  ※3 東北新社
4月 ラ・セーヌの星 フジテレビ&ユニマックス
4月 ドンチャック物語 ナック
4月 ガンバの冒険 東京ムービー
4月 少年徳川家康 東映
5月 ゲッターロボG 東映
7月 宇宙の騎士テッカマン タツノコ
7月 イルカと少年 エイケン
10月 シンドバットの冒険 日本アニメ
10月 わんぱく大昔クムクム ITCジャパン
10月 タイムボカン  ※4 タツノコ
10月 UFOロボ グレンダイザー 東映
10月 鋼鉄ジーク 東映
10月 元祖・天才バカボン 東京ムービー
10月 アンデス少年ペペロの冒険 和光プロ
10月 草原の少女ローラ 日本アニメ
10月 一休さん 東映
昭和51年1月 ハックルベリーの冒険 グループタック
1月 まんが日本昔ばなし(新) グループタック
1月 母をたずねて三千里 日本アニメ
4月 大空魔竜ガイキング 東映
4月 マシンハヤブサ 東映
4月 ゴワッパー5ゴーダム タツノコ
4月 UFO戦士ダイアポロン エイケン
4月 新ドンチャック物語 ナック
4月 超電磁ロボ コンバトラーV 東映
4月 ピコリーノの冒険 日本アニメ
7月 空爆ロボ グロイザーX ナック
7月 ブロッカー軍団 マシンブラスター 日本アニメ
8月 まんが ふるさと昔ばなし ワールドテレビジョン
9月 マグネロボ ガ・キーン 東映
10月 キャンディキャンディ 東映
10月 恐竜戦隊ボーンフリー 円谷プロ
10月 ポールのミラクル大作戦 タツノコ
10月 花の係長 東京ムービー
10月 リトル・ルルとちっちゃい仲間 日本アニメ
10月 ドカベン 日本アニメ
10月 まんが世界昔話 ダックスインターナショナル
10月 ほかほか家族 エイケン


※1 いわゆる漫画やアニメ・バッシングを行っていたPTA達にさえ受け入れられた数少ない番組枠が、この一連のフジテレビ系・日曜日午後7時放映「名作劇場」シリーズですね。原作を海外“不朽の名作”に求め、穏やかなタッチの描写で大きな感動を与えてくれたのですから、この評価は当然かもしれません。

※2 当初は、12話(1クール)の予定であった「まんが日本昔ばなし」も結局、永きにわたる名シリーズとなってしまいました。今で言う“癒し系”の内容に加え、市原悦子ら、ほのぼのとした語り(声優陣)の功績が大きいのは間違いありません。

※3 制作・東北新社という事にはなっていますが実質は、新たに生まれた「創映社」(後のサンライズ)が手がけています。この作品は、いわゆる「ロボット物」としては、綿密な設定、脚本による「子ども離れした路線」が確立していったといえましょう。この路線は、翌年放映の「コンバトラーV」などへと引き継がれていきます。いわゆる高校生・大学生など“ティーンエージャー”世代にまで、その魅力に引きずり込まれていく訳ですね。もちろん、子ども達の間でも大人気で、その「超合金」玩具はヒットしました。

※4 原作・吉田竜夫による、このシリーズは大ヒットとなり、以後8年間にわたる人気シリーズとして、日曜日午後6時(サザエさんの前番組)を彩る事となりました。


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